拝んだ ひたすら
- 2021/03/24
- 16:09
朝、電話。いつもありがとうございます。
「おはようございまーす。」
「おっはようございまーす。よく寝られましたか?」
「まあまあやねえ。途中で目ぇあかなかったからねぇ。」
「そかそか。そりゃあ良かった。」
「かけたら?って言ってくださったからかけたよ。」
「待ってたよ、声が聞けるから嬉しいよ。」
「ほうかな、ありがと。」
「電話持ってて、かかったらすく出れるようにしとる。」
「ありがとねえ。」
「昨日ねえ、奥さんと一緒にお墓参りに行って来たよ。」
「ありがとねえ、私はあんた達に任せっきりで、何にもできんねえ。」
「兄貴たちが掃除してくれたよ。」
「植木もきれいにしてくれたから、写真に撮って、今日手紙を出そうと思っとる。みんなが協力してやっとるよ。」
「ありがとねえ。」
「あのね、多分、来月六十五歳より上の人はワクチンが打てるよ。」モウスコシオソクナルカナア。
「あんたも打てるの?」
「打てるよ。」
「面会や外出ができる様になったら、また、お墓に行こう。」
「そうやねえ。お願いします。」
「花はきれいに咲いてるかな。」
「咲いてるよー。」
「良かったー。東京のおばさんね・・・。」デキルダケオオゲサニイッタ。
「そうやなあ。一人だから大変だねえ。」
「また、かけてあげて。」
「そうするわ。」
「今日はええ天気やし、GHの桜はきれいに咲いてるよ。」
「そうかね。出ないから分からないねえ。」
「いつものツバメはどうしてるかなあ。」
「そうやなあ、よく覚えてるねえ。大したもんだ。」ツバメヨリヨクオボエテルヨ。
「廊下とか歩いてんの?」
「少し位は歩いてるよ。」
「また家に帰ったら味噌汁作ってくれよ。」
「帰れるかなあ。」
「帰れるよ。新聞なんか見てる?」
「チョロチョロってね。」
「わしもそうだよ。」
「また夕方かけられたらかけてください。」
「またかけてもらうわ。」ジブンデシヨウネ。
いっぱい話せたなあ、母ちゃん。
明日はSkypeだぜっ。
楽しみだぜっ。
休んだ。
実家へ。
今日は神社に行けた。
御三十度。
しっかり手をすり合わせた。ブツブツブツ。
神さんが、私の所に一度くらいは来てくれるといいなあ。
欲をかいたら駄目だろうな。
実家へ。
お経。
繰り返し無しのフル。
ただひたすら拝んだ。
久しぶりに、少しだけゾーンに入って声が出た。
ほんの少しだけだ。それでも久しぶりだ。
何故か涙があふれた。
仏具を下ろして、二段目まで掃除ができた。
傷が入っている所も、かくれん棒で、ていねいに補修し、少し目立たなくなった。
最上段まで掃除が終わったら、お鈴と、ろうそく立てを磨こう。
子どもの頃、磨き砂できれいにしたら、親父もお袋も大層喜んでくれた。
私にしては上出来。
徹底的にしたからなあ。
今度は細かいコンパウンドで磨こうと思う。
重曹でもお酢でもできるけどね。
色々試してもいいな。
何事も経験。
帰宅した。
明日はSkype。
カットした髪の毛はどんなもんかなあ。
楽しみだ。
奥さんとお経を唱えた。
私がダメダメだった。
「おはようございまーす。」
「おっはようございまーす。よく寝られましたか?」
「まあまあやねえ。途中で目ぇあかなかったからねぇ。」
「そかそか。そりゃあ良かった。」
「かけたら?って言ってくださったからかけたよ。」
「待ってたよ、声が聞けるから嬉しいよ。」
「ほうかな、ありがと。」
「電話持ってて、かかったらすく出れるようにしとる。」
「ありがとねえ。」
「昨日ねえ、奥さんと一緒にお墓参りに行って来たよ。」
「ありがとねえ、私はあんた達に任せっきりで、何にもできんねえ。」
「兄貴たちが掃除してくれたよ。」
「植木もきれいにしてくれたから、写真に撮って、今日手紙を出そうと思っとる。みんなが協力してやっとるよ。」
「ありがとねえ。」
「あのね、多分、来月六十五歳より上の人はワクチンが打てるよ。」モウスコシオソクナルカナア。
「あんたも打てるの?」
「打てるよ。」
「面会や外出ができる様になったら、また、お墓に行こう。」
「そうやねえ。お願いします。」
「花はきれいに咲いてるかな。」
「咲いてるよー。」
「良かったー。東京のおばさんね・・・。」デキルダケオオゲサニイッタ。
「そうやなあ。一人だから大変だねえ。」
「また、かけてあげて。」
「そうするわ。」
「今日はええ天気やし、GHの桜はきれいに咲いてるよ。」
「そうかね。出ないから分からないねえ。」
「いつものツバメはどうしてるかなあ。」
「そうやなあ、よく覚えてるねえ。大したもんだ。」ツバメヨリヨクオボエテルヨ。
「廊下とか歩いてんの?」
「少し位は歩いてるよ。」
「また家に帰ったら味噌汁作ってくれよ。」
「帰れるかなあ。」
「帰れるよ。新聞なんか見てる?」
「チョロチョロってね。」
「わしもそうだよ。」
「また夕方かけられたらかけてください。」
「またかけてもらうわ。」ジブンデシヨウネ。
いっぱい話せたなあ、母ちゃん。
明日はSkypeだぜっ。
楽しみだぜっ。
休んだ。
実家へ。
今日は神社に行けた。
御三十度。
しっかり手をすり合わせた。ブツブツブツ。
神さんが、私の所に一度くらいは来てくれるといいなあ。
欲をかいたら駄目だろうな。
実家へ。
お経。
繰り返し無しのフル。
ただひたすら拝んだ。
久しぶりに、少しだけゾーンに入って声が出た。
ほんの少しだけだ。それでも久しぶりだ。
何故か涙があふれた。
仏具を下ろして、二段目まで掃除ができた。
傷が入っている所も、かくれん棒で、ていねいに補修し、少し目立たなくなった。
最上段まで掃除が終わったら、お鈴と、ろうそく立てを磨こう。
子どもの頃、磨き砂できれいにしたら、親父もお袋も大層喜んでくれた。
私にしては上出来。
徹底的にしたからなあ。
今度は細かいコンパウンドで磨こうと思う。
重曹でもお酢でもできるけどね。
色々試してもいいな。
何事も経験。
帰宅した。
明日はSkype。
カットした髪の毛はどんなもんかなあ。
楽しみだ。
奥さんとお経を唱えた。
私がダメダメだった。
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